空気軸受は圧力発生の原理より、静圧空気軸受と動圧空気軸受に大別されます。
![]() | 静圧空気軸受 (Hydrostatic air bearing) |
物体を圧縮空気で保持することで、非接触で高精度な運動を可能にすることから、精密測定器、加工機に広く応用されています。しかし、外部から軸受面に圧縮空気を供給するための圧縮機や配管設備が必要不可欠であり、密閉された容器や、配管スペースが十分とれない機器では使用できません。 | |
![]() | 動圧空気軸受 (Hydrodynamic air bearing) |
@くさび効果 (Wedge effect) 現在最も一般的に利用されているのはくさび効果を用いた動圧空気軸受で、これは、軸と軸受面との相対すべり運動によって軸受すきまに介在する空気膜に圧力を発生させるものであり、軸が回転しなければ負荷容量は発生せず、軸と軸受面との接触は避けられません。 |
|
Aスクイーズ効果 (Squeeze effect) |
![]() | ![]() |