非接触搬送路における非接触ガイド(1/3)
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研究目的
現在，液晶ディスプレイの大型化が進んでおり，使用されるガラス基板も大型化しています．
ガラス基板は大きなもので1辺あたり2m以上のものもあります．しかし，厚さは1mm以下と大変薄く，デリケートなものとなっています．
そのため，ローラやパレットなどを用いた，ガラス基板と接触する搬送方法では，破損の可能性があります．
さらに，ガラス基板には汚れや細かな傷はあってはなりません．そのため，本研究室では，非接触の搬送機構の開発を行っています．
これまで開発した非接触搬送路では，搬送路の両側に搬送基板脱落防止用のガイドレールが取り付けられていました（図１)．
図1
ガイドレールは接触式のため接触(衝突)により，搬送品の破損や，搬送速度の不安定性などが懸念されていました．
そこで本研究では，非接触ガイドユニットの開発を行います．
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